豊かな暮らしとは

「心をみたす」

 朝、自分で挽いた豆でコーヒーを淹れるひとときや
誰かが手間を惜しまず作った器、お気に入りの器で飲む一杯の水がなんだか美味しいと感じるとき
湯が適温になるまでじっと待ってゆっくり淹れた煎茶を味わうとき

 時間に追われて流されるように過ごしてしまう日々の暮らし。
でも時々、じっくりゆっくり手間を掛けて過ごしてみると、
そこには心をほっこりさせてくれるような幸せな時間が流れます。

 それはほんの小さなことだけど、
そんな積み重ねが豊かな暮らしを作って行くのだと考えます。

 私たちは、厳選した素材で作る暮らしやすい間取りの住宅や安心な食材を使った飲食店や店舗の企画設計など、
健康で心地よく過ごすことのできる空間づくりを通して、
「心を満たす」豊かな暮らしをデザインしていきます。

【ロクスケwork】
暮らし方提案/自然素材を活用した空間づくり/性能向上リフォーム/地方生産物・資源活用/建築デザイン

「文化をまもる」

 古くから続く、美しい街並み。多くの人が生活してきた古民家の艶のある大黒柱。
丁寧に補修した障子紙。い草の香りのする畳。台所で使われた程よく色づいたザル。
そして食を美味しく感じさせる、焼き物やガラスなどの器や織物。

 昔から今に伝わり残っている建物や道具は、長い年月を人々の暮らしに必要とされ使われて来た大変価値あるのもなのだと思います。

 その製作過程やデザインには、遠い祖先たちの知恵と工夫と経験が盛り込まれた大切な日本の文化です。

 大工や左官、建具屋さんの手仕事、漆や織物、紙すきや炭焼きなどなど、
貴重で素晴らしい手仕事がどんどん消えていってしまうのは日本の未来にとって大きな損失です。

 時間や手間を惜しまず使う人の身になって良いものを作る
そんなものづくりの心を知りその大切さに気づき守ること、
そういったものに囲まれて暮らす豊かさを伝えていきたいと考えます。

【ロクスケwork】
手仕事作家の発掘・販売・企画展/古民家の調査診断・活用企画設計/体験ワークショップの企画開催

「次へつなぐ」

 2011年の東日本大震災を体験し、日本人はエネルギーの事を考え始めました。
地球上のエネルギー資源は一体いつまであるのでしょうか。
原子力発電は「絶対に安全」ではない事もあると知った今、
私たちはどんなエネルギーを利用しながら快適な暮らしを営めば良いでしょうか。

 「住まい」に代表される建築物を建てる事には多くのエネルギーを必要とし、
使う材料によっ ては地球環境を破壊する行為も起こり得ます。

 また、新しい住まいを建てるために解体する「空き家」。
これを壊す事にも多くのエネルギーを消費してしまうのです。

 一級建築士の資格を保有する私たちは、
できるだけエネルギーを消費しないこと、
環境に負荷をかけないことを踏まえた

 空き家・敷地活用の企画・設計から省エネルギーな暮らしの提案など、
ずっと遠い未来まで美しい景色を誰かが美しいと感じる世界のために
出来ることがたくさんあると考えます。

 そして今だけ見つめるのではなく、
次の世代へ繋げていける持続可能な豊かな暮らしを提案します。

【ロクスケwork】
既存住宅・空き家の調査診断及び改修活用/商店街活用・持続のためのイベント企画/地域活性化の為の企画・提案